2008年02月05日

油断も隙もあったものじゃない。




当たり前の事ですが、部屋を退去されれば部屋の改装工事にはいります。

クロスや壁を張り替えたり、建具の調整・交換を行ったりです。

汚い部屋のままでは、入居者は決まりませんからね。

そのため、退去後の部屋をチェックし、改装箇所を業者さんに依頼します。

そして改装工事にじゃいるわけですが・・・

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業者さんに工事や再チェックに室内へ入って頂くため、我々と入れ違いで鍵を開けておく事があります。

その数時間、または2〜3日の間に人が入り込む事がありますあせあせ(飛び散る汗)

その部屋に入り込んで、寝泊りをしだすわけなんです。

業者さんや我々が入室する時に、侵入者が留守の場合は少ない所持品やタバコの吸殻があるので分ります。

また、たまたまその部屋に行った時に、侵入者が中に居る場合は鍵を中から掛けています。

(あれ?なんで鍵かかってんねやろ?まさか・・・)

「ガチャ!」と鍵を開けるとがく〜(落胆した顔)

「こら!なにしてんねん!勝手に入ったらアカンやろ!!」

大抵、怒鳴るとイソイソと出て行きます。

中には「いやー!開いてたから・・・」と理由にならない理由を言う奴もむかっ(怒り)

改装にはいれば、工事のため人が出入りしているのが分るので、このような事はないのですが。

本当にこの僅かな隙間の時間に、このような事が起きるのです。

勝手に部屋へ入る奴らとは一般に「ホームレス」と呼ばれる人達。

また、以前その部屋に住んでいたが、強制退去させられた滞納者。

もしくは、勝手に姿を消し、福祉手当を貰っていた放浪癖のある人達です。

強制退去させられても、またこの様に部屋に戻って来るのは、行く所のない「福祉受給者」が多いですね。

これぐらいならまだ、簡単に追い出せるからいいのでうが。

元の入居者が「怖い系」または「ややこしい系」(どちらも同じようなものですが)

この人達を何とか退去させたとしても、本人以外の取り巻きが勝手に居座る場合がありますふらふら

こうなるとまた、時間がかかり大変ですので、すぐに鍵交換をして施錠します。

そして暫く時間をおき、「この部屋は完全に使用不可能だ」と解らせます。

それからの改装となります。


しかし!以前に変な所への侵入により、閉じ込められる事件がありましたexclamation

これは今だから笑えますが、一つ間違えれば大変な事になっていました!

それは昨年の夏の暑い日の話です晴れ

とあるマンションの1階にある、ドア付きのゴミ置場での事でした。

少し前から、そのドアの調子が悪くシッカリと閉まらなくなっていました。

そして数日後、ゴミ置場のドアの前にゴミが放置されていました。

「こんな所にゴミ置くなよな!」

そう思いながら、ゴミをゴミ置場に入れようとドアノブを引っ張りますが・・・

「あれ?あれれ?」

ドアが全く開かなくなっています。

このドアは全く中が見えないドアでした。

「調子悪かったから、とうとう壊れたな!」

早く修理の依頼をしないと、ゴミが外にでたままになりますし、夏ですから臭くなります。

当日中に鍵屋さんに修理の依頼をし、明日中に修理して頂けるとの事でした。

そして翌日、鍵屋さんと現地で待ち合わせです。

「これなんですよ。以前から調子悪くて。気が付いたのが昨日ですから、多分3日前ぐらいからだと思うんです」

「なるほど、このタイプやね。ノブごと交換しときますわ」

「ガガガガガ・・・キュキュキュウー」

ドリルや特殊な工具でノブを分解。

「よっしゃ!開いた」

鍵屋さんのその声と同時に、扉を開けるとがく〜(落胆した顔)

薄暗く、この暑さで発酵したゴミの臭いが充満するゴミ置場の奥の方から・・・

「フラフラ〜」と揺れる人らしき影が!

その薄暗さに目が慣れたのと、フラフラと影が近づいて来たので、ハッキリとその正体を確認できました。

(な・な・なんだーお前は!!)

人の居るはずのない所から現れた人影の恐怖と、何故なんだと言う好奇心でいっぱいでした。

姿を見せたのはホームレスのおっちゃんでしたあせあせ(飛び散る汗)

この辺りはホームレスが多く、よくゴミをあさっています。

「お・おっちゃん!何してんねん? て言うか、大丈夫か?」

おっちゃんはフラフラでした。

もちろん、私の質問に返事はありませんでした。

間違いなく、ゴミをあさろうと中へ入ったのだが、なぜかドアが閉まってしまったんでしょう。

そしてドアが故障していて、閉じ込められたはずです。

おっちゃんはよたった足つきで、私の横を通過ぎ歩いて行きます。

その背中に向かって「もう、中に入ったらアカンで!」

おっちゃんの後頭部が小さく上下し、うなずいていました。

最低でも3日間は中に閉じ込められていたわけです。

しかも、真っ暗で臭いゴミの中にダッシュ(走り出すさま)

そりゃーフラフラにもなるでしょう。

このドア修理が何らかの事情であと、2〜3日遅れていたらたらーっ(汗)

大変な事態は免れました。

普段経験できない笑い話とは、常に危険の裏返しですよ。

私達の笑い話も、今無事だから話せる内容のものが多いですからね。







posted by 玉三郎 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 賃貸マンション管理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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