本日、生活保護を受けている30代の女性の退去がありました。
この女性は昨年の夏に、生活保護で借りたワンルームマンションから、今の2DKマンションに引越をしてきたばかりです。
今のマンションはエレベーターなしの3階部分に住んでいます。
そこからエレベーター付きのマンションへの引越です。
もちろん!前回も今回の引越も「生活保護費での引越」です。
小額マンション投資のすすめ
新たに部屋を借りるとなれば、敷金や礼金、さらに仲介手数料などがかかります。
その金額は部屋によって違いますが、結構まとまった金額になりますよね!
もちろん、福祉手当ですから上限は決まっていますが、○十万単位になります

誰でも、引越を考える時に一番頭を悩ますのが、それらの「お金」の事です。
それらが「福祉手当」で出るんですよ!
前回の引越理由は「子供が生まれるから」・・・でした!
この女性が福祉を受けている理由は、少し精神的な病があると判断されたからです。
昨年の夏に退去の立会いに行った時は、妊娠7ヶ月でした

もちろん結婚などはしていません

(そんな精神的な病があるのに、出産なんかして大丈夫かいな?)
そんな思いで不安でした

そりゃー子供が出来たらワンルームでは生活しにくいでしょう。
住んでいる方も単身者ですから、赤ちゃんの泣き声も問題になるでしょうし。
その時の引越は当然だろうと思いました。
ですから、役所も手当てを出す事に自分なりに納得出来ました。
しかし!今回の引越理由を本人から聞いてみたら・・・
「役所がね、赤ちゃん居るのに階段での3階は危ないからーエレベーターある所にしい・・・て言われてん」
との回答

解りますよ! 解ってるんですよ

赤ちゃん抱いて、階段で3階まで上がるのが辛い事は

でも!実際に普通に働いている方の奥さんで、エレベーターのないマンションに住んでいる方はたくさんいます。
エレベーターのあるマンションが楽な事が解っていても、家賃の関係や敷金・礼金の事などがあり、簡単には引越できません!
それが現実ですよね。
そんな事を考えると、この「福祉手当」はやりすぎではないのか

そんな思いがします!
これでは、真面目に働いている方がバカバカしく思えてくるのでは・・・?
そうなれば、日本人の労働意欲が下がってしまって、ダラシナイ国になるのでは

考え過ぎかもしれませんが、この仕事をしていて、よくそんな風に思いますよ

もう一度、この「手当て」に関しては、国は考え直すべきだと思います。
元気なのに「福祉手当」を受けている人も結構います!
この目で何人も見ています!
仕事を通じて、人間不信になるんじゃないか?と感じる時もありますよ

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