月末になってくると退去の立会い件数やそれに伴う相談やクレームも増えてきます。
今日は事件のない一日でしたが、急な退去の電話が入ってきますた。
「私、○○マンション××号室の△さんのヘルパーです」
(な・な・なに! ヘルパーさん! △さんに何かあったのかな? 「ノックしても反応がないんですよ」なんて言葉が続くのかな?)と不安になったのですが・・・
「実は急遽、退去致したいとの事でして」
(よかった!△さんは元気なんだ!)と胸をなでおろしながら・・・
「どうかされたのですか?」
「実はお隣の方と揉めたらしく、殴られて、包丁で脅かされたらしんのです。△さんは病院から退院したばかりで、体力的にも精神的にも耐えられないと・・・」
「何か原因ですか?」
「いえ、△さんも全く解らないと・・・」
お話を聞くと、退去は最低1ヶ月前には通知しないといけないのですが、福祉受給者のため決められた金額しか役所から支給されません。
その為、今の家賃と次の引越し先の家賃がダブると払えないので、免除して欲しいとの相談でした。
福祉受給者の多くを、管理しているマンションの殆どで受け入れていますので、これは承知の上ですので承諾しました。
この様な方々の受け入れは空室の目立つマンションの入居率アップには効果的ですし、入居者にも喜ばれます。
但し、色々な方がいらしゃるのでトラブルも多発するのは覚悟しなければなりません。
病などで働けない方などがそうですが、精神的または社会に馴染めない方も病の一種なのですから・・・
ちなみに暴力を振るい、包丁をチラつかせたのも福祉受給者の方でした。
追伸 日商簿記試験は落ちました・・・
